年齢を重ねるたびに思う。
「予定・予算・趣味の合う友達」って、ほんとにいない。
学生時代は、わりと簡単だった。
同じ学校に通い、同じ時間割で動き、似たようなお小遣いやアルバイト代で遊んでいた。
流行るものも似ていたし、休みもだいたい一緒。
だから「今度どっか行こう」が成立しやすかった。
でも大人になると、一気に難易度が上がる。
まず「予定」が合わない。
平日休みの人もいれば土日休みの人もいる。
子育て中の人もいれば、夜勤のある人もいる。
急な仕事、家庭の予定、親の介護…。
「来月なら空いてるかも」が本気である。
次に「予算」が合わない。
これ、意外と大きい。
「せっかくだし少し良い店行こうよ」という人もいれば、
「いや、ランチは1000円以内がありがたい」という人もいる。
旅行でも同じ。
ホテルにお金をかけたい人。
食事に全振りしたい人。
できるだけ節約したい人。
どれが正しいとかじゃなく、生活ステージが違うだけなんだよね。
そして最後に「趣味」。
昔は同じゲームやテレビ番組の話だけで盛り上がれたのに、
気づけば、
・キャンプにハマる人
・投資にハマる人
・子ども中心の生活になる人
・推し活に全力な人
・健康志向になる人
・家で静かに過ごしたい人
みんな、少しずつ違う方向へ進んでいく。
だから、大人になるほど「全部合う友達」は減っていく。
でも最近思うのは、
全部合わなくてもいいのかもしれない、ということ。
「この人とは旅行」
「この人とは飲み」
「この人とは投資の話」
「この人とはゲーム」
そんなふうに、“ジャンル別の友達”になっていくのが自然なのかもしれない。
むしろ、大人になっても全部がピッタリ合う相手って、かなり奇跡。
だから最近は、
予定が合っただけでもありがたいし、
「また会おう」が実現するだけで結構うれしい。
昔みたいに毎日会わなくても、
たまに集まって普通に笑えるだけで十分なのかもしれない。