新NISAで、
- 全世界株式(オルカン)
- 全米株式(S&P 500)
を積み立てている人、本当に増えました。
みんな、
- 「20年後が楽しみ!」
- 「老後は資産運用で安心!」
- 「複利で雪だるま式に増える!」
と、“増やす話”はよくしています。
でも最近、ふと思うんです。
目次
「その資産、本当に使える?」
って。
投資は「増やす」より、「使う」が難しい
実は、資産運用って、
“作るゲーム”
ではなく、
“使い切るゲーム”
なのかもしれません。
積立している時って、シンプルです。
- 毎月積み立てる
- 暴落しても耐える
- 長期で持つ
やることが明確。
でも、本当に難しいのは、
「いつ売るのか」
なんですよね。
長年積み立てた資産、怖くて売れない問題
例えば、
20年、30年かけて積み立てた資産が、
- 3000万円
- 5000万円
- 1億円
になったとします。
でも、いざ取り崩そうとすると、
「今売ったら、もっと上がるかも…」
と思ってしまう。
あるいは、
「減るのが怖い」
になる。
これ、かなり自然な心理です。
人間って、
“増えること”
には慣れても、
“減らすこと”
にはなかなか慣れない。
積立中は「暴落=買い場」だった
積立している時代は、
暴落が来ると、
「安く買える!」
だった。
むしろ歓迎する人すらいる。
でも、取り崩し期は逆。
暴落すると、
「資産が減る」
になる。
同じ暴落でも、立場が真逆なんですよね。
結局、ズルズル働き続ける人が多そう
個人的に、これかなり起きそうだと思っています。
せっかく資産形成しても、
- 「まだ増えるかも」
- 「使うのが不安」
- 「減るのが怖い」
で、
結局ずっと働く。
そして、
「いつ使うの?」
のまま人生が終わる。
これ、案外かなり多い気がするんです。
「お金を増やす」が目的化してしまう
投資って怖くて、
途中から、
“人生を豊かにするため”
ではなく、
“資産額を増やすこと”
自体が目的になりがち。
- 資産◯千万達成
- 含み益更新
- 過去最高額
こういう数字を見るのが快感になっていく。
すると、
「使う=負け」
みたいな感覚になる。
本当は、「使うため」に増やしていたはずなのに
でも本来、
資産形成って、
- 老後を安心して暮らす
- 好きなことをする
- 家族との時間を増やす
- 自由を得る
ためだったはず。
なのに、
「減るのが怖い」
が強くなりすぎると、
お金を使えなくなる。
これ、すごく皮肉ですよね。
出口戦略って、実はかなり重要
だから最近思うんです。
長期投資で本当に大事なのって、
「何を買うか」
だけじゃない。
むしろ、
「どう終わるか」
なんですよね。
例えば、
- 毎年何%取り崩すか
- 暴落時はどうするか
- いつまで働くか
- 何に使いたいのか
こういう“出口戦略”を考えておかないと、
資産はあっても、
「使えない人」
になってしまう。
「資産最大化」と「人生最大化」は違う
ここ、かなり大事。
投資を続けていると、
どうしても、
「資産を最大化したい」
になりがち。
でも、
「人生を最大化する」
とは、必ずしも一致しません。
例えば、
- 元気なうちに旅行する
- 家族と過ごす
- 時間を買う
- やりたいことに挑戦する
って、
“今しかできない価値”
もある。
まとめ
「オルカン」や「S&P500」を20年以上積み立てる。
これは、多くの人ができるようになってきました。
でも、その先の
「取り崩す勇気」
まで考えている人は、意外と少ない気がします。
長期投資で本当に難しいのは、
「買い続けること」
ではなく、
「安心して使えること」
なのかもしれません。
せっかく作った資産。
最後は、
“数字”ではなく、
“人生を豊かにするため”
に使いたいですよね。